世界平和の到来を願う営み
テニプリは世界平和の実現を目指しているのかもしれない。
テニプリキャラクターソングの中でもみんな大好きLove Festivalからテニプリが世界平和を目指す点について考えたい。
Love Festivalという楽曲の人気の高さは先のテニプリフェスタ2016合戦における全楽曲ファン投票でユニット部門第2位、総合第6位を獲得し、また、非公式ではあるものもその後の超A&G諏訪部順一の生放送で甲斐田ゆき氏をゲストに収録されたラジオ番組内でのアンセム的テニプリソングどれが一番好き?投票では得票率52%という過半数での圧倒的支持を得て第1位となったこと等から窺い知ることができるだろう。
諏訪部、甲斐田両氏の言葉を借りると"Theテニプリソング"であるLove Festival。
このLove Festivalからは、テニプリが世界平和を願い、その到来を試みていることが読み取れるのではないだろうか。
一部歌詞を引用する。
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見知らぬ人と人とが Yeah!
High-Touch出来るって Fantasticバザール Hi Hi Hi Hi
そうさこれがマジで毎日待ったフェスタ
"
テニプリを楽しむことで人と人とが仲良く楽しむことができる世界を理想としているのかもしれない。
「テニプリっていいな」という共感を分かち合う平和な世界の到来を真剣に目指している試みなのかもしれない。
元々テニプリオールスターズによって歌われているLove Festivalだが、2018年6月10日に開催されたおてふぇすこと許斐剛★パーフェクトLIVE〜一人オールテニプリフェスタ2018〜夜公演では、Love Festivalは原作者・アニメ声優・ミュージカル俳優が一緒になって歌われた。
正にオールテニプリで披露された一曲となった。
全ての垣根を超え、争いは放棄され、みんなでテニプリを楽しむための楽曲なのだ。テニプリ界の平和を象徴するような一曲だ。
また、おてふぇすにおいては、原作者の許斐剛先生が、演出で客席プレゼントとして天井から降らせたバルーンを客席が後ろへ後ろへと回す光景をご覧になり「客席のみんながここにいる全員が楽しめるように、という思いでバルーンを広く回してくれた、みんなが優しいこの光景を忘れないよ。」と仰っていた。
テニプリの世界を作った許斐先生ご自身が、テニプリのファン皆が楽しめる世界を望んでいるのだ。
一人でも多くの人とテニプリを好きという気持ちを分かち合い共有できる、そんな優しい世界を本気で願い、実現させようと試み続けるテニプリの営みに感謝したい。
そして、テニプリを好きになった一人として、その優しい世界の構築を担う一端になれるような志を持っていたい、と思わされている。